自走する組織

どのようなリーダーが組織が成果を出すために適しているか、ということはよく議論されているように思います。

 

部下に指示を与えて自分はうまくマネージメントをすることに集中する人、自分で先陣を切って行き背中を見せることで部下を育てる人、部下に大きな裁量を持たせてアシストをしてあげる人、色々なリーダーのタイプがいると思います。

 

そういうことを私も考えていたのですが……、そもそも、組織には上に立つ人物が必要なのか? という疑問がふと湧きました。

 

トップダウン型の命令系統がよく批判されているけれど、じゃあそれに代わる組織の形ってなに?? と思ってしまったのです。

 

強力な実行力をもつリーダーでない人なら、別に組織の上にポジションがなくてもいいじゃん、という話です。

 

なぜこんなことを考えたのか?

自律分散型の組織、みたいなことはよく言われる理想論だと思います。

 

構成員一人ひとりが自分で判断をして、課題を見つけてその解決に取り組むことで組織はスピーディに動いていくのだ、という話です。

 

また、構成要素は一個人だけでなく、例えば中央集権体制に対する道州制のような、ある程度の規模を持つ組織を構成要素と見なす自立分散もあるともいます。

 

中央集権と自律分散ということで考えれば、昨今話題であるブロックチェーンのようなキーワードも思い出されます。

 

道州制のような分権制であれば、当然現場に裁量を大きく持たせよう、といったイメージの拡張であると考えられますが、ブロックチェーンの自律分散は根本的に違います。

 

上に立つ組織は存在せず、構成要素はすべて対等であるという、生物の持つ細胞にも似た有機体のようなネットワークです。

 

つまり、自律分散は突き詰めていけば、究極の平等に向かうと感じたのです。

 

企業で言えば、経営手法としてHDを作って部門別に企業を作ったり、部門採算性を採ってみたり、ではなく社長・役員や統括部署のない組織になります。

 

尻切れトンボな終わり

うーん……、難しいです。。。

 

フラッシュアイデア的なものを取り逃さないために焦って文字に書きだしましたが、どうも整理できていません。

 

結論に至ってもいませんが、宿題としておきたいと思います。