QGISでデスバレー国立公園の場所を調べてみた
アメリカには数百の国立公園があり、デスバレー国立公園もそのうちの一つです。
デスバレー(死の谷)というネーミングは、非常にインパクトがあって興味をそそられたため、調べてみることにしました。
また、調べて分かったことを可視化するために、今回は地理情報を扱うことのできるQGISを利用して出力してみようと考えました。
QGISがとても便利だ! ということも併せて発信できればと思います。
そもそもどうしてデスバレー国立公園を知ったのかというと、企業における製品開発の過程に潜む "Valley of Death" (死の谷)について調べたことがきっかけだったのですが、それについはこちらの記事をどうぞ↓
アメリカの "National Park"(国立公園)って?
"Death Valley" について調べると、単なる地名というだけでなく、アメリカの "National Park" に指定されている地区だということが分かりました。
”National Park" の指定などについて世界共通の基準があるのかは、また調べてみようと思いますが、日本での "国立公園” と同じ自然保護区のようなものと考えてよいと思います。
私は、以前アメリカのヨセミテ国立公園に行ったことがありますが、風光明媚な土地であったなと思い出しました。
また、グランド・キャニオンがアメリカの国立公園としてもっとも有名かと思いますので、そういった貴重な自然が保存されている場所がイメージできるかと思います。
QGISでアメリカの国立公園の地図情報を表示したところ、アメリカの国立公園は東側ではなく、西側に多くありました。また、アラスカに広大な国立公園がいくつもあることが分かりました。そして、その数は約400件に上るようです。
国土の広いアメリカは、多様な自然環境を保有しているということが分かりました。
QGISによるアメリカの国立公園の可視化
アメリカの国立公園の地理情報を表示させた図がこちらです!
赤線がアメリカにあるすべての国立公園の敷地、赤の塗りつぶしがデスバレー国立公園です。
デスバレー国立公園はネバダ州とカリフォルニア州にまたがっているのですが、文字で説明されるよりも、地図上で「アメリカのここらへん」と示されるほうが記憶に残りそうです。
また、デスバレー国立公園の周辺にはたくさんの国立公園があることが分かります。
国立公園の分布をみると、西側の山脈地帯に多くあるのではないか、という風に思いました。
(あいまいな記憶なので、確かめるためには標高の地理情報を示してみる必要がありそうです)
アメリカの地理に詳しくなくとも、こういった形で地理情報を可視化できると、勉強の定着率がとても高くなりそうで良いなと感じました!
今回は、知りたいことにちょうどマッチする地図情報がオープンにされていたことと、QGISというソフトが無料で操作が簡単だったことに感謝ですm(_ _)m